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2004年10月04日

時間の感覚

その昔『イカ天』(イカすバンド天国)という人気深夜番組がありました。その名の通りアマチュアバンドのオーディション番組で、バンドブーム、そしてバブルのお祭り騒ぎのなかで一世を風靡した番組でした。『たま』の『さよなら人類』が(なぜか)流行ったのを覚えている方も多いでしょう。そのあとがま番組で『えび天』(えびぞり巨匠天国)というなんとも強引なネーミングの番組がありました。TVプロデューサーや映画監督を目指すアマチュア向けの3分間の映像作品オーディション番組でした(今のNHK-BSのデジスタと同じような)。ところがアマチュア映像番組というジミでオタクな領域だったゆえ、僕のストライクゾーンにはど真ん中だったんですが大コケで終了してしまいました。

例えば長い1日、短い1日という感覚があるように、時間が長いか短いかという感覚は、本当に相対的な感覚でしょう。F1などのモータースポーツを見ていると、例えば0.1秒という、本当に日常ではあっという間の短い時間を勝ち得るために、全ての精神力を注ぎ込んで戦っている。だからこそ見るものにも涙と感動を分けてもらえるのでしょう。バスケをやっているサル友が、3秒というのはとてつもなく長い時間だと話てくれたのも同じ事でしょう。

先ほどの番組では3分という限られた時間に、映像という表現手法を使ってアマチュア映像監督の力の限りが込められている。その3分のために、3週間。あるいは3ヶ月、ひょっとしたら3年といった時間が込められているのだ。その時点で涙が止まらない。

最終回で放映された作品がある。たった3分の映像を、それもたった一度見ただけなのに、15年近くたった今でも鮮烈に覚えている。

それは戦隊ヒーロー物だった。台詞はまったく無く、字幕も無く、音楽だけが流れていき、映像だけでストーリーが描写されていく。高校生の男子生徒が主人公だ。片思いしている子が引っ越して転校してしまうことになった。男の子はどうにか告白をしたいが勇気が無く、戦隊ヒーローに助けを求める。女の子もうすうす気が付いていて、告白されること、そして引越しのお別れをする機会を伺っていた。二人は実は相愛だったんだよね。とうとう引越しの日になってしまった。女の子は駅から列車に乗り込み、ローカル列車が田んぼの中をゴトゴトと走り出す。ホームに見送りの男の子は現れない。女の子は悲しそうな顔をしながら、仕方なしに本を開いた。ところがふと窓の外を見ると、男の子が全速力で自転車をこいでいるではないか。そして男の子が全身の力を込めて腕を伸ばし、空を指差した。女の子が空を見上げた瞬間、正義の味方のヒーロー達が、打ち上げ花火を打ち上げた。そらを見上げると、澄み渡った青空に、相々傘の煙がたなびいていた。男の子は自転車を止めて大きく両手をふり、女の子も力の限り手を振り返しながら、列車はどこか遠くに走り去った。おしまい。

という、たったそれだけの話だ。技術的にも当時のホームビデオで撮っただけの作品だ。だが、台詞も字幕も無い。それだけ演技すばらしく、最後のシーンで女の子が半泣きの笑顔で片手を振りかえし、列車が走り去っていくところなど、僕もおもわずうるうるときてしまった。二人は一度も言葉を交わさなかったけど、ただ手を振るだけで気持ちが通じ合ったのだね。映像が終わりスタジオに戻ると、なんと司会の福島弓子(イチローの奥さん)はぼろぼろと泣いていた。そのときに、たった3分でも人を感動させることが出来るんだという事を知った。

サルサは5分もある。5分て長い?短いと感じるときもあるし、長いと感じるときもあるでしょう。5分にドラマをつけ、出会いと別れのようなものを表現できたらすばらしいとか思ったりします。

仕事

朝から社内打合せ。午後から客先打合せ。終わったら5時だった。ついさっき朝9時だと思ったのにもう夕日だ。あれが朝日だったらなぁ、、、とか思いつつメシを食いながら明日の準備の分担の打合せをして、自分の仕事を始められたのが夜8時を回ってからだった。水曜日にまた打合せなので明日は一日資料を書いて(間に合うかなぁ)水曜日は一日缶詰になると、ほら、もう木曜日だ。ぐはぁ。忙しさレベル5段階のうち3.6くらい。