ついでに facebook_comment のプラグインをつけてみた。ブラウザにfbアカウントを覚えさせていれば、fbのアカウントでコメントしていただけます。今さらだけど。
ファンができるほど愛されるのは素敵なことです。アイドルなどもファンあってこそ仕事になる。彼らがお金を落としてくれるのですから。
しかし、鉄道と鉄道ファンの間にはそのような関係が成り立ちずらい。彼らがお金を落とすのは高価なカメラやレンズ。 三脚、カメラ、レンズを詰め込んで撮影スポットに向かうのは自家用車。直接鉄道会社にお金が入ってきたりしません。
一部に「乗り鉄」といわれる人種がいますが、彼らは青春18きっぷを駆使したり、連続切符や分割切符を買う、鈍行列車で旅をするなど、いかに「安く乗るか」を生きがいにしていて、彼らもまた鉄道会社の上顧客にならない。
鉄道会社からみた上顧客というのは定期券を買って通勤通学で毎日乗ってくれる地元の方や新幹線のグリーン車で毎週往復してくれる上級ビジネスマンたち。びんぼー鉄っちゃんじゃーないんですね。
一方で航空会社はうまく立ち回っています。 マイレージサービスを導入してフライトマイルを貯めると上級ステータスを発行しています。 マニアたちはこぞって必要もないのにマイルを稼いでエリートステータスを保持しようと現金を落としてくれます。
つまり、
鉄道会社も同じように生涯マイレージサービスのようなものを作ったらよいのです。
渋谷駅を惜しむのは本来はそこで毎日通勤通学していた人たちです。 東横線を利用なんてしないのに、ましてや関東外からこの日だけやってきたような「葬式鉄」など東急電鉄にしたらお客さんではありません。今後も彼らは東急にお金を落としません。お客さんではない、と断言してしまってよいのです。
通勤通学定期やpasmoなどでマイレージ加算して、ちゃんと利用してくれているお客様に上級ステータスを発行し、新型車の一番列車や最終列車などのイベントのときには上級ステータス保持者のみがイベント会場(ホーム)入れるようにしたらよいのです。一番列車・最終列車への優先搭乗を認めればよいのです。
F1レースを観戦しに行くと、各所の撮影ポイントはロープで仕切ってあって「カメラマンパス」を購入した人しか入れません(チケットは数万円します)。だから空いているし思う存分望遠レンズを振り回して撮影できる。
鉄道会社もファンクラブを作って、ファンと共存する道を模索したらいかがでしょう。